東高入学前のある日、諫農ラグビー部時の父の写真が目に留まりました。反抗期真っ盛りの私と父との久方振りの会話を通じて、ラグビーへの関心が大いに高まり、その勢いで入学式前に入部してしまったのでした。小児喘息の影響が残る身体が鍛えられ、共に汗を流し励まし合う事で「One For All、AII For One」の精神を身に付けることが出来ました。厳しく暖かくご指導頂いた監督やOBの方々、先輩後輩の厳しい上下関係の中にも感じられた爽快感、陰で支えてくれたマネージャーの皆さん。主将時のチームを牽引する責任感と、それに伴う悩みや挫折感。このようなグランド内外での情景・心の動きやその時空を共有した方々の表情・言葉が、昨日のことのように鮮やかに思い出されます。正に、私の人生の中で最高の学びとなった、東高ラグビー部の3年間でした。
西山から立山へとグランドは変わりましたが、現役の後輩たちが大らかに伸びやかに活躍できますと共に、脈々と息づく伝統ある東高ラグビー部OB会が更なる発展を遂げますよう、微力ながら頑張って参りたいと存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
【27回生 稲尾 義信】
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